愛しのダーリンおねだり

2005年09月23日

虫の知らせ

久しぶりに出会ったゴールデンのお友達に、
しっぽフリフリでご挨拶のHanaりん。
でもいつもは男の子と女の子の2頭でお散歩しているのに、
なぜか今日は女の子だけ。
聞けば、男の子はつい最近、逝ってしまったのだという・・・。
7歳・・・病気らしい病気はしたことがなく、いつもごはんは完食の元気印のワンコさんで、その日もいつもと変わらない一日を過ごして眠ったのに・・・
別れはあまりにも突然だったとか・・・。
死因は解剖したわけではないので、定かではないけれど
おそらく心肥大ではないかと先生に言われたそうです。
人間でもスポーツ選手に多くみられる突然死で、
若い頃に長期間にわたり激しい運動をした人は心臓が肥大し、
突然死を引き起こしやすいのだそうです。
そのワンコさんも、若い頃は一日4回のお散歩、休日には山に登り、野原を駆け回っていたらしい。
その事がいけなかったのかどうか、それは誰にもわからない。
人間大好き、遊び大好きのゴールデンだから、そんなにもかまってもらえて、きっと彼は幸せだったと私は思う。

不思議なことは、亡くなる数日前に、夢を見たのだそうです。
みんなで旅行に行って一緒に歩いていたはずなのに、
突然そのコだけが居なくなってしまい、必死になって名前を呼ぶのに、とうとう見つけることができなかった・・・
・・・そんな夢だったとか・・・。
「虫の知らせ」という言葉があるけれど、
ほんとうにあるのかもしれない。
大好きな人に、自分はもうすぐ居なくなるけど、
驚かないでね・・・泣かないでね・・・。
そんなやさしい想いが夢という形になって現れるのかな・・・。
なんだか、切ないな・・・・。

病気を長く患った末に逝くコ。
直前まで元気いっぱいだったのに、突然逝ってしまうコ。
老いて逝くコ。
若くして逝くコ。
どちらも、どんな別れも、つらくて悲しい・・・。
でも、必ずその日はやってくる。
だから、今日の日に「ありがとう」とそっと感謝しよう・・・。

at 19:45│ 犬ばなし 
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