春雷いつまで寒いの?

2006年03月29日

美談

TVを見ていて無性に腹が立った。

動物が大好きという夫婦。
妻は「ライオンが飼いたい」という夢をもっている。
そして閉鎖されることになった動物園からライオンを譲り受け、彼らの為に広い敷地に柵を作り、大切に愛情深く飼育した。
そして彼女は満面の笑みでこう言うのだ。
「ライオンは保護動物。動物愛護としてお役に立ててうれしい」と。

番組はまるで「美談」のように取り上げていたけれど、腹が立ったのは私だけなんだろうか?
確かに誰も引き取り手がなければ、もしかしたらライオンは処分されていたかもしれない。
でも私が腹が立つのは、そういうことではない。
オスもメスも一緒にいたためにライオンはどんどん子供を産み、最終的には120頭。
子ライオンは親ライオンから引き離され人間に育てられたため、その姿はまるで大きな猫のように甘えん坊。野性味の微塵も無い。
それでも、その子たち全てを二人が最後まで面倒を見続けるならいい。
けれど、彼らは莫大な飼育費が捻出できず、なんとほとんどのライオンをオークションにかけて売ってしまうのだ。
バカじゃなかろうか。
私からすればこの夫婦は、ただの「変わり者」で、結局お金儲けをしただけだ。
引き取ったライオンに「避妊手術」もしないで、いたずらに頭数を増やしたあげく、もう面倒が見れませんと売り飛ばす。
この夫婦は「ライオンが好き」なのではない。
「ライオンを飼っている自分たちが好き」なのだ。

売り飛ばされたライオンたちはどうなったんだろう・・・。
人に慣れているとはいえ、もしも人に危害を加えるようなことがあれば、きっと処分されてしまうだろう。
人間のエゴゆえに、野生に帰ることもできないかわいそうなライオンたち。
どこまでも人間は自分勝手だ。
そしてこんな「恥ずかしい話」をあたかも「美談」のように放送するTV局の姿勢も、私には理解できない。

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お昼寝中のHanaりん
ちゃんと頭を枕にのせて寝てるラブ
口元がなんだかスヌーピーみたいハート


at 19:28│ その他 

この記事へのコメント

1. Posted by Yuusuge   2006年03月29日 21:13
バカじゃね{落ち込み}
この夫婦も、TVも。
本当にライオンが好きなら、生まれた子ライオンには野生に返すトレーニングを。
人間はライオンを見たことがなくても生きていけます。
動物園やサーカスがなくても生きていけます。
すべては人のエゴです。
2. Posted by Hana母   2006年03月30日 08:59
「ザ!世界仰天ニュース」という番組。
確かにこの夫婦のバカっぷりには「仰天」したけどサ{落ち込み}。
でも製作した局側の仰天のポイントはそこではないらしい。
「ライオンは頭数が減少しているので、この夫婦は頭数を増やすことに貢献している」的なコメントを付けてたけど、「数を増やせばいいちゅうもんちゃうやろっ!!」ってマジ突っ込みしちゃったわ。
新聞の番組紹介欄には「志村動物園も、白熊ピースも仰天・・・ライオンと仲良し夫婦」だって。
「白熊ピース」といっしょにするなっ{怒り}{怒}っつーの!!
春雷いつまで寒いの?